羽村周辺の送電塔 |
家の近くの送電塔
ちなみに送電塔とは
送電塔(そうでんとう、英:Transmission tower、power tower、electricity pylon)とは、
架空電線路を支えるための高い構造物で、一般的に鋼鉄で造られたトラス構造の塔である。
高電圧の交流および直流システムでも送電塔は使われており、さまざまな形状とサイズがある。
一般的に高さは15 - 55 mで、世界一高いものは舟山市にある舟山島送電線の
鉄塔が高さ380 m、径間長2700 mになる塔である。鋼鉄だけでなく、コンクリート
や木材など別の材質が使用されることもある。
送電塔には4つの主要な分類として、懸垂鉄塔、引留鉄塔、耐張鉄塔、捻架鉄塔がある
(前者3つは鉄塔)。これらの基本機能を組み合わせた送電塔もある。送電塔と架空電線路は、
しばしば美観を損なうものと見なされる。
視覚効果を減らす方法としては、地下埋設(電線地中化)がある。(Wiki)
私が気になった送電塔はちょうど武蔵野公園の横を通っているもの。
なので、少し遡って小作寄りの出発点を探りました。
小作駅北口から市役所通りに出て東に進むと、ガストのある小作駅東交差点の横に
中央分離帯のある広い道路があります。ここに送電塔が何台か設置されており、
そこから曲がって武蔵野公園方向に向かっています。
この起点となる送電塔が昭島14鉄塔です。
昭島線14番鉄塔(昭和37年50.8M) 上の方を見ると送電線がこの塔を軸に直角に曲がっていますね。 なんだか変なところに力が加わって、災害時は少し怖いですが、 今回はこの送電塔を起点に羽村方面に展開してみました。 青梅方面の調査はまた別途行いたいと思います。 |
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昭島線15番鉄塔(昭和44年54.2M) さて、14番鉄塔から東に延びた送電線は栄緑地通りを進み、 15番鉄塔に着きます。ここはタチエス青梅工場の南となり ますが、工場への供給は行なっていないようです。 この鉄塔は途中に2箇所デッキ上の構造物が外に出っ張っていて、 他の鉄塔とは違った雰囲気を持っています。 架線は12本、3の倍数なので三相交流が流れているのかもしれません。 この鉄塔の下には通路があり、塔の下を潜ることができます。 この手の鉄塔は特に珍しくもなく、さらにたくさん出てきます。 |
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昭島線16番鉄塔(昭和45年54.2M) 続くのは武蔵野公園みんなの広場と栄緑地通りを挟んで緑地帯に立つ16番鉄塔です。 こちらの鉄塔はデッキが鉄塔内に作られています。 この鉄塔の下も潜れるようになっています。 |
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昭島線17番鉄塔(昭和46年54.2M) 続いて栄小学校北側に立つ17番鉄塔です。 こちらの鉄塔もデッキが鉄塔内に作られていますが、16番に比べると結構高い位置に設置されています。 この鉄塔の下は結構広い通路になっています。 |
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昭島線18番鉄塔(昭和18年54.2M) その先は消防署通りの交差点横に立つ18番鉄塔です。 プレートから昭和18年設置としましたが、本当に戦中派? この鉄塔で送電線が90度左に展開して、日野自工の方に向かってます。 送電線を曲げるのは容易ではなく、かなり凝った作りになっています。そそる〜〜〜。 この下も通れますが、なんとなくプレッシャー感じます。 |
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昭島線仮19番鉄塔(?) 18番鉄塔で曲げられた送電線は産業道路を越えて、日野自工の中に立つ鉄塔に向かいます。 最近できた桜モールのスシローの目の前ですね。 この工場の中に作られた鉄塔が実は厄介で、番号も高さもほぼ知ることができません。(見えません) なので、ここは仮の番号となります。でも当たってる確率は高いと思われます。 ここでは上の6線を上下3線ずつに分けて受けています。 これは西側にこの線が分岐しているため簡単にしたようにも思えます。 その先にはまだ鉄塔がありますので、そのうち調べに行きたいと思います。 |
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昭島線20番鉄塔(?) 次の鉄塔は日野自工の中ですが、名称プレートが確認できました。 この鉄塔の直下に日野自工の自転車用駐輪場があります。 もちろん社員さん用ですので、利用するにはIDカードが必要です。 |
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昭島線21番鉄塔(?) 次の鉄塔も日野自工の中。周りに植えられた桜は4月の見頃になると綺麗ですが、 初夏になると送電塔を見るには非常に邪魔でしかありません。 この鉄塔もプレートが見えているので、名前が確定しています。 この鉄塔は作りが他とはやや違い、横の腕木が三角形をしていて、 かなり頑丈な見た目となっています。ここら辺の個性は素敵ですね。 |
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昭島線22番鉄塔(?) 次の鉄塔は21番と同じように三角腕木なんですが、 大きさが不揃いで下に行くほど大きくなっているのが特徴です。 毎回手作りしているんでしょうね。こちらもプレートが撮れました。 こちらは建設年と高さを表すプレートも撮れたんですが、 スマホの解像度では判別できませんでした。今度望遠持って撮ってきますね。 |
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昭島線23番鉄塔(昭和30年53.9M) さてようやく日野自工の東の外れに来ました。 水道道路と産業道路が交差する羽村四面道交差点の日野自工側に鉄塔がありますが、 架線はここで90度北に折れ曲がっています。 かろうじて設置年と高さを撮ることが出来ました。 構造的には四角い腕木でこれまでのものとは随分違う構造になっています。 |
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昭島線仮24番鉄塔(?) ぐるりと日野自工の中を回って水道道路沿いに北進する架線は あさひ公園通りで再び折れ曲がり、日野自工を後にしあさひ公園通りに向かいます。 で、気付いたんですが、これだけ日野自工の敷地内に鉄塔を建てておきながら、 日野自工には配電していません。 もっとも、西側にはまだ架線が延びていたので、そちらから取っているという 可能性は捨てきれません。今後の調査事項です。 この写真では左側が23番鉄塔となります。 |
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昭島線25番鉄塔(?) ここからあさひ公園通りを直走ります25番鉄塔。 こちらはデッキが2箇所鉄塔からはみ出して設置されてます。 下6線のうち一番上の腕木がやや大きいのが特徴と言えるくらいでしょうか。 一般的な鉄塔ですかね。場所は羽村二中の西側。 ここは設置年や高さのプレートが判別できませんでした。 この鉄塔の根本付近に瑞穂町線1番と2番のプレートを発見しました。 六万1とか六万2とか書いてありますので、六万ボルトなんでしょうか。 それにしても、日野自工からきた線以外の架線はみえないのが不思議です。 よく見るとデッキの上に碍子が並べられているので、 上の線から分岐したものが地下に行っているのかもしれませんね。 |
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昭島線26番鉄塔(昭和34年53.9M) 続いて26番鉄塔。羽村二中交差点に設置されています。 形式的にはなんの変哲もないただの鉄塔ですね。 こちらはちゃんとプレートが撮れました。 ここは塔の下を潜ることが出来ます。 |
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昭島線27番鉄塔(昭和34年53.9M) 続いて27番鉄塔。 こちらはちゃんとプレートが撮れました。 ここには箱根ケ崎線1、2というプレートがありました。 先の瑞穂線と似たようなものでしょうか。 |
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昭島線28番鉄塔(昭和36年54.9M) その先の28番鉄塔。こちらは本当になんの変哲もない形状です。 てか26番とほぼ同じ。量産型なんでしょうか。 下を潜ることができるのも26番と同じ。どちらも狭い。 |
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昭島線29番鉄塔(昭和37年54,9M) そして今回の調査最後は29番鉄塔。あさひ公園の南に設置されています。 作りは28番と同じように、特にこれといった特徴のない作り。 |