エベレスト山群を背に
エベレスト トレッキング 5
 
2007.07.02
久保 政次郎
5月4日 曇り
早朝5時に起きてエベレストが一番良く見える丘まで皆で行こうと言うことになった。 昨日のリベンジという事だろうか?私と安部さんははしゃぎすぎて、飲みすぎて寝坊をする。 ロッジの入り口に集合した時には皆さんはすでに出発していた。走るようにして追いかけると 勢いのあまりシェルパを追い越して丘の上のほうに突き進んだ。天気が良いと思ったのですが 又雲が出てきてあっというまにあたり一面にガスって来た。 いい気になってシェルパを追い越したのが良くなかった。
私たちは道に迷ってしまったのです。さんざうろうろしたのですが他の人たちと会うことが出来ないのです。 んっまぁ、もと来た道を引き返せばロッジに戻れるので心配はないのですが、、、 「ヤッホウ、ヤッホウ」っと大きな声を出して道に迷ったことを知らせようとしたのですが。 あたり一面は静まり返って何の返答もなかった。 「トラバースしよう、勘だけどこっちの方角に皆は行ったような気がする」私の第六感です。 (当たり〜ピンポンでした。)

上の方から突然シェルパが来て「スキナホウヘ、カッテニユクト、ソウナンシテ、シニマスヨ」脅されてしまいました。 私たちは皆さんと全然逆のほうへ歩いていたんです。シェルパは耳がとても良くて私の声が聞こえたのでした。

エベレストが良く見えると言う山の頂に集合したのですがやっぱりガスっていて見ることが出来ない。 1時間ほど粘ったのですが、だめそう、 「ロッジに帰ろうぜ、早く食事をして準備をしないとチャーターヘリが迎えに来るから、、、」 あきらめかけていたその時に、神がかり的に晴れてきた、アマダブラムの背後からエベレストが顔を出してくれたのです。 なんとその横にはローツェまで堂々と姿を見せてくれたのです。 その周りに大きな虹まで作ってくれたではありませんか思わず皆で「ばんざ〜い」です。まさに感激の5分間でした。 (その後すぐにガスってしまって何も見えなくなったです、うそのような天候でした)

9:00 朝食
食事が終わらないうちにヘリコプターが迎えに飛んできました。 「んっまぁゆっくり食事をしてから乗ろうぜ」っと言ったのですが、ピンゾウさんが 「食事はどうでも良いからすぐにヘリに乗ってください」どなっています。 へりが迎えに来た時は待たせてはいけないそうです。(ぺナルティーをもらうのかな〜?) 荷物をへりにぶん投げるようにして積み込んで皆走って乗り込みます。 (6人乗りのヘリなので私と安部さんは乗り遅れてしまう)(次のヘリで乗れたのですが)
ピンゾウさんとの別れはあまりにもあっけなかった。追い飛ばされるように別れたのです。 それはあまりにも悲しい別れでヘリの窓からの涙でした。

ヘリと小型飛行機を乗り継いでカトマンズに着いたときにはエベレストから切り離された現実の世界に戻された、 エベレストはすでにずぅーーーっと遠い所へ行ってしまったような気がしたのでした。

5月5日 晴れ
一日自由行動の日です。エベレスト遊覧飛行に行くことにします。 「24000円ちょっと高いね〜」っと言ったら「世界一高い山を見るのだから高いのです」 っと変な理屈を言われてしまった。
たった40分で24000円と値段は高いのですが一見の価値はあります。 あの雄大なエベレスト山塊を空の近くからじかに見たのです。 実際に見た人でないと解らないし、言葉では言い表せないし、 別世界のような豪快な景色をは旨く伝えられないです。

5月6日
昨日のPM8時にカトマンズ空港から岐路に着く予定でしたが旅客機が故障して 24時間遅延すると言うことになった(実際は30時間遅延になる) まったくネパール空港はいい加減なものです。
今日も自由行動ですからアドベンチャーしようと安部さんを誘ったのですがすでに 一人で町のどこかに飛び出していた。 しかたなしに大阪から参加したkさんを誘う。 kさんはミスターレデイーの様な男で「わて行くのいややぁ〜」なんていやらしい声を出していた。 俺も独りで行くのがちょっといやだったので「いいから俺がカトマンズの町を案内してやるよ、」 (全然町のことを知らないくせにね〜)他の男がいなかったのでひっぱりだした。
ネパールはアジア圏の中で最も貧しい国と言われているだけあって町の裏に一歩足を踏み入れてみると 目を覆うばかりの貧しさを見せ付けられたのです。川の沿岸で3歳ぐらいの女の子達が 鼻が曲がってしまうような悪臭のごみの中を素手で何かを探して引っ掻き回していた。
日本では50年前に廃車になっているような三輪自動車が乗り合いバスになっていた。 観光地の神社仏閣には必ず多くの物乞いが擦り寄ってきます。このような現実があるのです。 日本は経済大国です、私達も何か手助けすることがあるとするならば手を貸してあげたいものです。 話は全然違うのですが私は「青梅JCたま川」と言うジョキングクラブで活動しています。 8月にチャリティーでカンボジアの恵まれない子らに愛の手を差し伸べようと 「200kmリレーマラソン」を(今年で3回目ですが)行っています。 実はカンボジアの悲惨さはあまり良く知りません、しかしネパールの貧民街とあまり変わらないでしょう。 この行事が恵まれない人達にほんの少しでも役に立ててる事が有るとするならば、うれしく思ったものでした。 私達のH.Pはまったく未熟ですが出来たらちょっと覗いてみてください。

http://sports.geocities.jp/jctamagawa/index.html

6月7日
昨夜の10時から6時間も待たされて朝の4:00発、飛行機がガタガタといやな振動音がして心配でしたが 無事に関空に到着。
結局自宅に着いたのが夜の11時、登山よりも交通機関の乗り合いの方が疲れるーーあぁ〜まったく疲れた。 明日の仕事が待っている。楽しかったことを思い出して頑張ろーーっと。。


エベレスト&ローツェ


ゲテモノ?肉


ホームレス?


王宮をバックに


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