鷲羽岳頂上
100名山を目指して No.98
鷲羽岳
 
2006.11.11
久保 政次郎

久保です。
鷲羽岳(2924m)に登山行ってきました。
鷲羽岳は長野県、富山県の県境にあって北アルプスの中心部にあります。登山者に とって山、また、山を超えていかなければ到達しないのでたいへんです。
ちょうど鷲が羽を広げたような形をしているところから鷲羽岳と呼ばれたそうですが 連なる山並みの中でどっしりと構えた山容は圧倒されます。鷲羽岳の西斜面から黒部 川源流の一滴が流れてゆきますが、その一滴があの大きな黒4ダムを形成するので、 なにかロマンチックな思いを抱かせてくれました。

11月3日  AM3:20青梅を出発、まだ真っ暗でたった一人で行く事になったの でたいへんだぁ〜
先月7,8,9,10日にチャレンジしたのが吹雪のために断念して逃げ帰ってきた ので今日はリベンジです、友達に一緒に行こうと誘ったのですが皆、断られてしまっ た。北アルプスは11月にもなると降れば雪になり最低は2泊しなければならないの で大変です。山小屋は閉鎖してしまうのでテントと水を担いで行かねばなりません。
吹雪になれば遭難を覚悟しなければならない。7日分の食料をザックにいれたのです が自分でも心配だった。

8:00 新穂高に到着、たった一人朝早くから4時間運転してくるとそれだけで も疲れてきた〜。
この地域だと紅葉はまだ真っ盛りで、新穂高からロープウエイに 乗って西穂高へ紅葉狩りに来る人達は大勢います。ところが山登りに行く人は11月 になると激減します。
荷物を出来るだけ軽くするためにザックの中は必要最低限にしました。(カメラも 持ってゆかないでカメラつき携帯電話で兼用しました)そんな訳で今回の画像は良く ありません。

12:00 鏡平着、一人だと自分のペースで登る事が出来るのでロスが少なくてい いなあ〜(友達とおしゃべりをしながらの登ることが出来ないので、ずーっと独り言 を言いながら歩く)食事は行動食にしてほとんど休みはとらない事にした。時間的余 裕が無いのでゆっくり休んでいたらテントを張る三俣山荘まで着くことが出来ない。

14:20 双六小屋に到着 先月の大雪は山の裏斜面にはあるがほとんど解けてい た。登山客に全然会わないのが寂しい〜先月の8日この双六小屋に100人以上も宿 泊客がいたのが嘘のようです。明日この双六の冬季非難小屋に泊まる予定なので確認 したところいくら引いてもドアーが開かない、明日は小屋の近くにテントを張るしか ないな〜と思っていた(次の日に解かったのですがこのドアーは引くのではなくて上 に上げてもぐりこむように出来ていた、どんな強い風が吹いてもドアーが開かないよ うになっていたのです)開けるときは上に上げるって書いておいてくださいよぉ〜

15:50 三俣山荘着、約8時間歩いた事になる、非常に長く感じられる徒歩でし た。幸いあまり疲れを感じなかったので、明日は晴れてくれたら鷲羽岳、水晶岳を登 る事が出来るだろう(これで99山踏破することになると思うと寒さを忘れて嬉しく なった)
テントを張る予定だったが小さい非難小屋があったので小屋の中に入る、2畳ぐらい しかない部屋になっていた、おそらく4人はいったら膝をかかえて寝るようになるだ ろう。小屋の中でも氷点下5度、んまぁ風が入らないだけでも良しとしようと思った のですがドアー隙間からひゅうひゅうと風が入ってきて寒かった。
30分程したら若者がひとり飛び込んできた「入れさせてください〜さむいっす ねっ〜」私のほかにも変わり者はいるものです。

二人とも同じようにインスタントライスにインスタント味噌汁をいれて雑炊にして夕 食です、これが一番簡単に出来て消化も良くて体が温まって良いようです(私は焼酎 のお湯わりを飲んで更に体を温めたつもりでしたが、ただ酔っ払っただけでした) 明日は5時に出発の予定です。
若者は直ぐにいびきをかいてねてしまった。私は早く寝ようと思ったのですが寒さに がたがた震えてなかなか眠れなかった。いつまでも明日の登山のことをいろいろと思 いめぐらして夢うつつに夜を過ごした。

続きは又ねー (No.99へ続きます)


槍、穂高連峰の朝


鏡平にて


ダケカンバの紅葉


黒部川の源流


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