利尻山
100名山を目指して No.97
利尻山
 
2006.08.18
久保 政次郎

久保です。
8月5日 利尻山(1721m)に登山行ってきました。
100名山最北の山、海に富士山がぽっかりと浮かんだような山、それが利尻山です。
前日に台風のような大雨の中を小樽から7時間も車をとばして稚内港まで来ました。
稚内港から利尻島の鴛泊港までは船で約2時間です。
『明日は雨の中を登山するのかな〜』空はあまりにもどんより曇っていたのです。
利尻山は日本海からじかに風が吹き付けてくるために風が強く天候は荒れる事が多 いのです。風をさえぎるものがないので山を登っている時に突風で体ごと飛ばされる 事が良くあるそうです。

4:30 前日の大雨は嘘のように晴れ上がっています。民宿の親じさんが日本海 の夕焼けの色を見て「あの無色のような色は良い天気になる証拠だ」と言っていまし たが、朝起きると本当にピカ天でした「お客さんは行いが良いのだよ、これ程良い天 気は1年中でもめったに無いよ」っと言っていました、おっしゃるとうりです(私た ちはいつも行いが良いのです)

3年ほど前に私の友達で利尻山にチャレンジしたときに、雨と風で登山途中で退散 したと聞きました(たぶん}根性なしの人です)。しかし、私は北海道の最北まで登山 にきてミスミス引き返すわけには行きません。低い山ですがピッケルを持ってきたし 耐風姿勢をとりながらも「絶対登ってやる〜。」っと思っていたのです。家内も 「這ってでも登ってみせる」なんて悲壮感をただよわせていたのです。頂上までは約5時 間ですが友達に脅かされていたので、、、山の天気はいったん荒れ狂うと正に地獄へ 導かれそうですが、実際はあまりにも良い天気で楽な山道で調子抜けです、鼻歌交じ りルンルン気分でハイキング。
どこかの女子高の登山部でしょう「ファイトっ〜ファイト〜」っと黄色い声の気勢 をあげながら登って行きます、「気をつけていってください!」お互いに声を掛けあ いながら登って行きます。「若い子ははつらつとしていていいな〜」っと独り言を 言ったら「あんた!よそ見をしてないで自分の足元を見んのよ!」後ろから家内の罵声 が飛んできたのです(うわぁっ怖〜い)

9:55 8合目に到着です、ここまでは木影の中を歩いてきたので非常に楽でし た、これから先は日陰も無く更に急登になるので暑さも手伝って倍以上疲れるで しょう。 30分程登ると先程の女子高の一人が顔を真っ赤にして倒れています。引率の先生 がおろおろしているのです。私は熱中症と直ぐ解かりましたので「水分補給してあげ なさい、出来たらスポーツ飲料です。タオルに水をかけて頚動脈を冷やしなさい。二 人はこの子の日陰になってうちわであおって涼しくしてあげなさい」私はてきぱきと 指示してあげたのです。更に色々と指示をしてあげ、10分ほど見守っていたら顔が すーっと元気を取り戻した、これで大丈夫だ思い「山は逃げないのでゆっくり登っ てきなさいよ」っと言い残してその場をはなれました。「有難う御座いました、あり がとうございました。」女性たちは何度も御礼を言っていた。私の長い登山経験が生 かされてよい事をしたと嬉しく思ったものです。

9:42 登頂です、厳しい山と脅かされていたので家内が登頂したときには「ば んざ〜いばんざ〜い」っと何ども叫んでいました。私は「案ずるより産むが安と言う でしょう」(私は生んだ事がないけど)っと言ったのです。少しするとあの女子高の 生徒が登ってきます。「あっ元気になったんだ、よかった〜」
利尻山は海抜お0mから登るので以外と大変かもしれませんが8合目まではハイキ ングコースですね、9合目から頂上までがロープにつかまって登らないと危険なだけ です。


利尻山のろうそく岩


甘露泉


利尻山頂上の花


アザミと蝶


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