トムラウシ頂上
100名山を目指して No.91
トムラウシ山
 
2005.08.22
久保 政次郎
久保です。
8月13日北海道トムラウシ山(2141m)に登山行ってきました。

8月12日10時55分発帯広空港行きの飛行機に乗って(JALだけど大丈夫かな ?なんて心配しながらです)行きました。
その日のうちにトムラウシ山の麓までレンタカーで飛ばして行きます。北海道の一般 道は本州の高速道路なみで皆80k以上で走ってゆきます(あっこれってスピード違 反なので私はスピードは遵守です。)
泊まった旅館は「鹿の湯荘」と言う朽ち果てた民宿(山小屋と言ったほうが良い)で す。久しぶりにたそがれた民宿でしす。しかし温泉の泉質はちょっと入っただけで体 がつるつるとなる最高の温泉です。

3:30 起床 真っ暗の中を車を飛ばしてトムラウシの登山口まで行く、途中でリ スに出会ったりキタキツネの子供2匹を引きそうになったりします。さすがは北海道 ならではのハプニングです。
5:20 登山口に着くと早くも20台以上の車が駐車してあってそれらの登山者は すでに出発した後だった。よくよく聞いてみると皆さんは4時前には出発したとのこ とです。っと言う事は私たちは遅い方だと言う事。(びっくりですね)
北海道だから涼しいと思っていたのですが蒸し暑くて1時間も歩くと汗びっしょりで す。(この暑さが大きな牙をむいて自分に襲いかかるとは、この時には知るよしも無 かった)
真夏の登山は水分を充分補給しながら登ってゆかないと脱水状態になったり熱中症に なりなります。
登山では経験豊富な私?としては水は2リッターほど持ってゆきましたが地図を見る と何箇所か水場があります、高い山の湧き水は冷たくてとってもおいしいです。1 リッターの水を捨てて途中で水補給する事にしました。(これが良くなかった) トムラウシとはアイヌ語で花の多いところと言う意味だそうです。さすがに登山道の あちこちに高山植物が咲き誇っています。頂上の2時間ほど手前のトムラウシ公園は 高山植物の宝庫です。更にこの庭園はプロの庭師が作り上げたように素晴らしい景色 でこの世にこれ程良い景色があるのだろうか?と、思うほど素晴らしかった。更にこ の庭園に流れている水がおいしかったね〜。(これも良くなかった?)

11:40 登頂。
綺麗な花と素晴らしい景色を写真に撮ろうとして時間がかかってしまったが、美しい トムラウシ山は最高に楽しかった。
ルンルン気分で下山です。この山は人気があるのでしょう、登山のツアー客が結 構多いです。この人達は歩くのが遅いのでぶつかってしまうと追い越すのに時間がか かって困ります。暑い中でもたもた歩いているのでだるくなってきて少し気持ち が悪くなってきた。下山の2時間ほど手前でグループが大騒ぎをしています。中年の おじさんが倒れてしまったようです。脳卒中を起こしたのか動けないようなの です、3年ほど前に心臓麻痺で私の目の前で死んでしまった人の事を思い出しまし た。私は更に気持ちが悪くなってきてついに吐いてしまった、登山途中に山の水をが ぶがぶ飲んだから水あたりを起こしたのだろうか?お昼の弁当として前日にコンビニ で買った巻き寿司が腐っていたのだろうか?(後で聞いた話だが北海道の山の 水はキタキツネの病気が川に流れ込んでいる可能性があるので飲んではいけないそう です。)中年おじさんを助けるどころか自分が動けなくなってしまった。胃腸の薬を 飲んだのだが、ゲェーゲェーとはき続けて胃の中には吐くものがなくなった。まるで タオルを絞るように胃を絞られ続けた。ついに黄色い胃液まで吐いてしまった。あれ だけ元気だったのが急に寝たきりの病人のように弱い人間になってしまったのです。 下山まであと1キロです、すでに平坦地だったので気力をふりしぼってふらふらと歩 き続けました。。。。

やったぁ〜駐車場までたどり着いた。草むらに倒れこんでしばらく動く事が出来な い。
(草むらの中だったので体中、蚊やブヨにさされた。)しかし助かったぁ〜。先程倒 れた中年のおじさんがすでに呼んでいた救急車であのおじさんと一緒に病院へ行くつ もりだったのだが。北海道に来て救急車で病院に入院するのはいやだった。私はすぐ 近くにある国民宿舎で薬をもらって少しの間休んで様子を見ることにしまた。


イワブクロ


チングルマと共に


トムラウシ


トムラウシ庭園


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