早池峰山頂上
100名山を目指して No.86
早池峰山
 
2005.05.11
久保 政次郎
久保です。
5月2日、早池峰山(1917m)に登山行ってきました。
早池峰山は岩手県のほぼ中央にありますが、 今回は計画の段階で地図をちょっと見 間違えてしまいました。その為に早池峰山の登山口で山小屋(避難小屋)に一泊する ことになってしまった。
よく地図を見れば日帰りで登山できたのに無駄な一日を非難小屋で過ごすことになっ たのです。まだ雪が残っている避難小屋で一泊するのはさぞや寒いだろうな〜寝るこ とが出来るだろうか?この近辺は腹を空かしたは熊が出没しているから大丈夫だろう か?心配をするときりがなかった。
14時に「ウスユキ山荘」という避難小屋に着いたので近辺の雪の上に熊の足跡がない か、くまなく探してみたがそれらしき足跡はなかった、まずは一安心です。
(あっ、どなたかウスユキソウの写真をもっていたら送ってください、いまだに見た 事が無いのです)

避難小屋に入ってみると薪ストーブがあったのです。天の助けだ。薪を燃やすのだっ たら子供のころからいつもやっていたので心配ありません。薪は小屋の周りにたくさ ん用意されていました。ストーブの空気口をうまく調節すれば太い薪なら4〜5時間は 燃やすことが出来ます。これで寒くなく一夜を過ごすことが出来ます。更に遭難した 人のために非常食があって「ご自由にお使いください」と書いてあります(地元の山 岳会の方々ありがとうございました。)
こんな時期に泊まりに来る人は誰もいませんねー。今晩は私と家内二人だけです。
19時になるともうあたりは真っ暗です、テレビもねー、電気もねー暗くなったら何も やることがないのです。もう寝るだけです。(ちょっとスリルがあって刺激的!)

朝5時に起きると小雨模様です、岩手県まで来て雨が降っているから退散というわけ には行かないので朝飯を簡単に食べて出発です。
雪が解けているところはカタクリが満開に咲いているではありませんか、まさにカタ クリ街道です。
更にいたるところにアズマイチゲが咲いています。それもピンク色、紫色、青色、純 白、と様々な色が咲き誇っているのです。

そんな事もつかの間でどっさりと雪がある山道に突入していきました、沢伝いの山道 は雪の下は川になっています、「この雪が弱かったら雪庇のように沢の中にどかっと 落ちるなぁー」そんな事を言ってるのもつかの間です、雪がどかっと崩れて川の中に どぼんと落ちてしまったのです。「うひゃ〜たいへんだ」あわてて這い出したのです が膝から下はびっしょりです。「んっまあ、これくらいの事はたいしたことはない」 「全身川の中に入ったのではないから」っと歩き始めたのですが、結構あせりました。

今度は沢をあちこちに渡るので道がみつからず大変です(足跡が消えていてルートが 見つかりません、これ以上ガスってきたら退散するようだなあ〜)
うろうろしながら登ってゆくとだんだんガスが晴れてきました。ラッキーです。
しかしながら岩手山のときと違ってルートが無く時々みつかる赤テープの目印だけで 登山は大変でした。(えっ、そんなのは大変じゃないって?そう思う、あなたはベテ ラン登山家ですな)
今日のルートも雪斜面の斜度が厳しくてちょっとのミスで滑ったら命取りです。まっ たく今回の登山は危険と隣り合わせでした。いつも一緒に登るAさんと一緒だったら 「もう帰ろうっ」と言われてとっくに登山を中止するようでした。

10:15 登頂
簡単なブランチをとって下山に向かいます。下りは違うルートをとったのが間違いで した。雪がどっさりある林の中でとうとう道に迷ってしまったのです。途中の尾根で 下の方に林道があるのを確認できていたのが良かったのですが、雪はところどころ柔 らかくてあちこちでずっこんっと腰まで落ち込んでしまいます。(結構楽しかった。  そんなことを言っている場合じゃない!)今度は熊笹に行く手を阻まれてしまっ た。強引に熊笹を押し分けて進むしかありません。「もう目の前に林道があるわけ だ」だいたい解っていても背の高い熊笹を押し分けて進むのは大変です。落ち着いて 進めばよいのにあせってくるのです。
「ひょっとすると林道と平行に歩いているかもしれない、落ち着こう」自分に言い聞 かせて歩いてきた後ろの山を見て方向を確認する。熊笹の茂みがあまりにも厳しいと 進みたい方向に行けません。しかしこの方向しかないっと解かると行かざるを得ない のです。
家内のことをかまっている余裕がなくなってきました。今落ち着いて考えてみると熊 笹を押し分けたのは100mぐらいだったろうか果てしなく長く感じたのです。

林道に出たぁ〜。「俺の歩いた方向は正しかった〜」(道を見失ったのがいけなかっ たくせに。)満ち足りた充実感と開放感?です。


早池峰山斜面


早池峰山中腹にて


早池峰山の霧


アズマイチゲ


感想 ・ お返事 ・ コメント ・ etc.

安藤です。

お疲れ様でした。
やっぱ行かなくて良かった。
熊に襲われもせず、
川に落ちても怪我もせず
ホンニあなたは鉄人です。

ウスユキソウについては ここ をご覧あれ。

安藤

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