会津駒ケ岳
100名山を目指して No.61
会津駒ケ岳
 
2002.11.07
久保 政次郎
会津駒ケ岳に登山してきました。
メンバー 久保まさ、久保のかみさん、安藤、神山

11月3日
朝7時からジョギング時間の都合で7キロ走ってやめる。

9:00 テニス祭り 午前中はテニスをやって昼にはやきそば、トン汁、ビールを いただいて(役員の皆さんありがとうございまた)あと一試合テニスをやって早々に 引き上げる。

15:00 青梅を出発

19:00 栃木県の塩原温泉郷着
圏央道が出来てからまったく遠くまで早く着くことが出来るもんだ。
遅く旅館に着いたのに例によって四人でぎゃあぎゃあ騒ぎながらビールを飲んで21 時まで食事をしてた。
旅館にとっては客だとはいいながら迷惑だったろうな。。っと反省(実際はほとんど 反省してない)

4日 4:20 起床
もっとゆっくり寝て居たいんだけど年寄りのAさんが朝早くから起きてバタバタと準 備を始める。

5:00 旅館を出発、
車の窓ガラスは氷でがちがちに凍っていた。寒いなーっと思ったら外気はー4度で あった。11月の始めだと言うのに今年は特別に寒い様だ。

6:50 登山開始 
足元には3センチぐらい雪が積もっていた。
この時には山の頂上付近が1.5メートルも積もっているとは思ってもいなかった。

会津駒ケ岳に朝早く登山するのは我々が一番早いようだった。(雪道に一番最初に足 跡をつけていったのではっきり解ったのです)
一時間も登っていると後ろから山男に二人ばかり抜かれる。
まっ、先に歩いてもらったほうが楽です、新雪をふみしめて登って行くのは疲れるん です。



2時間ほど登って行くと60センチも積雪があってちょっと道をはずすとズボっと股 まで足をつっこんでしまいひっくり返ってしまう。(まったく登りにくいもんだ、普 通の登山よりも倍ぐらい疲れる)
Aさんはコックローチの様にガリ股歩きでまったく疲れを知らないかのように登って 行った。(すごい人だなあー尊敬しちゃうよ)
Kさんはバテバテでもう登りたくなさそうな顔です。

4時間程登って行くと上から山男たちが降りてくる。「上のほうは雪が深くって登れ ないですよ」と言っていた。ムムツいやな予感だ、すかさずKさんが「もう登るのは よそうよ」っと弱音をはいた。俺は「まっ 行けるところまで登ろうよ」っと言って 騙しながら頂上まで登ろうと歩いて行ったのです。
この辺から雪がだいぶ強く降ってきた。
とにかく頂上すぐ下の山小屋まではなんとしても行きたい、あと15分も歩けば着く 筈だ。
山小屋までつけばKさんたちをそこで休ませておいて元気な者だけでも頂上にアタッ クできる

雪の深さは腰あたりまでになってきた、さらに道が全然解らなくなって来た、「もう だめだ引き返そう」Aさんまで弱気をはいてきた、その声を無視しながら俺は必死に ラッセルしながら登った。
Aさん「もう無理だから引き返せ!」
さらに無視をして登って行った、しかたなしに着いて来るだろう、、っと思っていた らAさん「それ以上登るな!」、、、
無視して登れ!俺に着いて来い、根性がないぞっと言いながらラッセル、、
Aさん、「それ以上登るんだったら、遭難して死んでしまえ!」
すごい言葉を残して降りていってしまった。
ここまで登ってきたんだから登頂しよう、へそまで雪につかりながらラッセル 道が解らない、どばっっと深みに落ちると首まで雪に埋もれる、遭難するかもしれな い、、、

Aさん「おおーい、おおーい」俺を呼んでいた、又戻ってきた、死んでしまえと言い ながら呼びに来たのです。雪にはまって動けなくなったところを助けて命の恩人にな ろうとしていたのです。
助けることが出来れば後でお金をもらうことが出来る、っというのです。(半分は冗 談だろうな)

断腸の思いで撤退です。頑張れば登れたのにねーー




感想 ・ お返事 ・ コメント ・ etc.

> 旅館にとっては客だとはいいながら迷惑だったろうな。。っと反省 > (実際はほとんど反省してない)

ほとんどなんてもんじゃない。
まったく反省していない。

> もっとゆっくり寝て居たいんだけど年寄りのAさんが朝早くから起きて > バタバタと準備を始める。

ホンとは明け方2時ごろKUさんが手洗いに立ち、それからe−b−kiに悩まされ、 眠れなかったのです。でも今回はいつもより音が小さいように感じました。
「バタバタと」は大げさで、きわめて静かに準備していたのです。

> 11月の始めだと言うのに今年は特別に寒い様だ。

空は満天の星空でした。
従ってこのときは山頂付近の大雪は予想もしませんでした。
久しぶりに風神、雷神に見つからずに済んだと思って 今日は紅葉が楽しめるとわくわくしていたのです。

> 1.5メートルも積もっているとは思ってもいなかった。

そうです。足取りも軽く意気揚揚と登って行ったのです。
空は黒味がかった青でまったくの快晴でした。

> (雪道に一番最初に足跡をつけていったのではっきり解ったのです)

このころはAさんが先頭でしたので雪道に最初に足跡をつけたのはAさんでした。

> 新雪をふみしめて登って行くのは疲れるんです。

そうです。疲れるんです。抜かれた後はずいぶん楽でした。

> Kさんはバテバテでもう登りたくなさそうな顔です。

そうなんです。
まったく何度踏み外したことか。コックローチでも、蟹股でも、休まずに コツコツと登ることが大切なのです。

> Aさん「それ以上登るな!」、、、

皆さんが引き返したところまでは行こうと登っていったのですが kuさんはそこから、今度は自分でラッセルしながら登っていくのです。
まさに一寸先は闇の世界で、いつ谷底に転がり落ちるか分らないのです。

そんなところをがむしゃらに進むkuさんは全く命知らずの「ばかたれ」なんです。

> どばっっと深みに落ちると首まで雪に埋もれる、遭難するかもしれない、、、

Aが付いていかなかったらすぐ引き返すだろうと思って、引き返したのですが、 ちっとも帰ってこないのです。奥さんとKAさんがいる所まで下って、 しばらく待っていたのですが、10分くらい待っても帰ってきません。
ひょっとして、深みに落ちてもがいているかも知れないと思い、まったく世話の焼け るやつだと思いながら、また、登っていったのです。

> 後でお金をもらうことが出来る、っというのです。(半分は冗談だろうな)

引き返したところまで行って、「おーいおーい」といくら呼んでも返事がありませ ん。
これはもうてっきり深みにはまったのかなと思って、足跡をたどってさらに 登って行ったのです。
このころは雪がゴッゴと降ってきており、頂上は見えず真っ黒な雲で覆われていま す。 こりゃだめだ!!と思っていると、黒い熊みたいな影が見えたのです。

「おーい」と呼ぶと胸まで雪に埋もれながらもがいているところでした。
やっと諦めて一緒に返ったのですが、私が迎えに行かなかったら完全に 遭難していたことでしょう。そういう意味ではAさんはKUさんの命の恩人なので す。

漫才の相方を死なせてしまうわけにはいかないのです。

> 断腸の思いで撤退です。頑張れば登れたのにねーー

まったく懲りない人なのです。

安藤

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