幻のブルーポピー
中国の山旅
 
2009.09.13
久保 政次郎
8月14日 快晴
昨日の登山は8時間ほど歩いただけなのにくたくたに疲れてしまった。 膝を痛めて走り込みをしなかったから、体力はあっというまに衰えてしまうものですね。
昨夜、ホテルのシャワーはついに壊れてしまった。 部屋を変えてもらおうとしたのだけど荷物を全部移すのが面倒でホースの横から噴出してくるシャワーをそのまま使ったのでした。

8:00 新四姑娘山山荘を出発して帰路に向かう。
今日は車で9時間以上も走ることになるので運転手に20元チップをあげた。
運転手は急に機嫌が良くなって、ガムをくれます。 「帰る途中の尾根にブルーポピーの花がまだ咲いているかもしれないから案内します」と言うのです。
本当はもう咲いていないはずなのですが、あちこちで車を止めて見つけたりしてくれます。 赤のポピーは見つかるのですがブルーポピーはなかなか見つかりませんでした。
小金峠の頂上(3800m)に着いたときに今年最後の花でしょう。 5本くらいがまだ咲いていたのです。崖の途中にへばりつく様に咲いていました。
チップを上げたかいがあるというものです、実にラッキーでした。


四姑娘山を背に

この地方は6月7月8月は雨季でいままでず〜ぅっと雨ばかり降っていたそうです、雨が降らない時は曇っていたそうです。 今日は久しぶりの快晴だそうです。 私の普段の行いが良かったのでしょうね。 四姑娘山が麓から綺麗に姿を現わしてくれたのでした。

2年前に中国の四川省で大地震が起きたことは皆さんもご存知だと思います。
2年間もたてばおおむね改修は出来たと誰もが思うことでしょう。
地震の恐ろしさがこれ程すごいものとは思いもしなかったのです。 山の谷間に道が続いていますが家ぐらいの大きな岩がごろごろと落ちたままです。 まるで昨日地震が起きたような状況なのです。
山の斜面を端から爆破したような光景です。がけ崩れがあったところに仮の道があります。 車で通過するのは無理のようですがこの道を通らないと帰ることは出来ないのです。 先日は決死の山越えをしたとおもったら又決死の山越え、谷越えです。中国でパリ、ダカールラリーをしているようです。
「運転が上手ですね」と褒めたら運転手ががんがんとスピードを出して走ってゆくので 「そんなにスピードを出してゆかなくたっていいですよ〜」と言うのですが 運ちゃんはチップをもらったし褒めてもらったものだから更にスピードを上げて走るのです。 まったく生きた心地がしなかった、車は「三菱パジェロ」4輪駆動のすばらしさです。 何度も谷底へ落ちそうになったのですが、がりがりと地面を引っかくようにしてあり地獄の様な斜面を通過して行ったのです。
がたがた道の振動で車の屋根に頭をぶつけてばかり、良くぞ車が壊れなかった。 (エアコンは壊れてしまったが)よくぞ無事で帰ってこられたものです。

8月15日 自宅にて 朝からひどい下痢に悩ませられる。成田でこの症状を報告したらそのまま一週間検疫所で隔離されていたかもしれませんでした。 最後の日に中国で食べた食事が当たったのでしょう。
そのまま6日間下痢は続いて苦しめられた。 医者に行ったのですが中国に行ったとは言わずに検査をしてもらい、不安な気持ちをかかえていたが自然に回復しました。 もう中国の奥地はこりごりです。


感想 ・ お返事 ・ コメント ・ etc.


このページへの感想・お返事・コメント等、お気軽
にお寄せください。

また、ホームページに掲載希望の楽しい記事等
ありましたら、お寄せください。

(右の女の子をクリックするとメールが送れます)

会員のホームページへ